デマンドコントローラーの取り付け(電力について)

デマンドコントローラーとは

 日本語で 「需要電力抑制装置」 とでも申しましょうか。

電気の使う量を抑えるべく、目標電力を定めて、30分間ごとの使う電力を監視する装置なのです。

主に、家庭用ではなく工場向けです。


 我が住む地域は中部電力管内です。

電力メーターから信号を取るため、中部電力さんに工事をお願いしました。

申請書の提出により、工事は無料で行ってくれます。

工事終了。10分もかかりません。


ガーンところが、

信号が送られてこないのです。しょんぼり

デマンドコントローラーメーカーに電話したところ、機器の確認をする必要があるということで、明日以降の対応となります。

残念です。えーん

 消費電力の計測装置は1年以上前から設置してあり、24時間365日休まず記録し続けています。

デマンドコントローラーは消費電力計測装置とは使用目的が違いますので、今回の導入は非常に待ち遠しくしておりました。

来年に持ち越しですね。

でも、もう一度明日に、思い当たる個所のチェックは自分なりにして、次の対応に備えようと思います。


やべー
 九州電力の全原発停止に伴い、5%の節電要請が九電管内に発令されました。

関西電力でもこれから定期検査と共に、原発が停止されてきます。

中電管内は今冬は電力制限はかかるまでもなく、関電に電力融通しているようです。

しかし、浜岡停止や電力融通のために、20年も止まっていた火力発電を動かしているのですから、機器自体もフルの性能は発揮できないでしょう。また、相当に負担がかかっているのではないでしょうか。

このような現状で行くと、皆さんも予想通り、来年の夏は想像もつかないぐらいの電力制限が起こってもおかしくないでしょう。

急な停電、輪番停電(計画停電)も起きかねません。



 指さし上「デマンドコントローラー」は工場・オフィスに!

なぜか。

生産活動に必要な電気は止められないから。正に、ここだと思います。

要するに、家庭では、家電の使用については緊迫性や切迫性はあまりないので、電子レンジやIHヒーター、エアコンなど大きな電力機器は一時止めて使っても問題ありませんが、工場ではそうはいきません。

その時にデマンドコントローラーは役に立つのです。

 「デマンドコントローラー」の大きな目的は、” 同時使用を避ける ” 為のツールなのです。

ホントに必要なものだけを、最小限の電力で賄うための目安を与えてくれます。

デマンド(最大需要電力)は、工場における電力料金に色濃く反映されていますので、デマンドを管理し抑制することはコスト(経費)削減の大きな手段なのです。

工場の電気料金の構成については、また今度お話します。

この言葉を初めて聞く人にはなんのこっちゃ話がややこしいと思います。絵もあると分かりやすくなると思いますのでその辺工夫します。

まずは節電です。  その後に省エネルギー。  行きつく先は 「小エネルギー」。

これがこの先の目指すべき方向だと信じています。

話せばまだまだ長くなってしまうので今日はここまで。










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